考えるとは「分岐点に立つこと」
私は子供たちに「考えることは分岐点に立つことだよ」と伝えています。
この考えは私の考えというより野矢茂樹さんという有名な方の著書を読んで学んだことです。
まだ読んだことがない方は是非読んでみてください。
本当にとても面白い内容で、特に高校生に読んでほしい本ですね。
「1+1=」は考えていない
考えることが分岐点に立つことである理由ですが、
考えることは答えを出すことではないからなんですよね。
「1+1を考えて下さい」なんて馬鹿なことを言う人はいないでしょう。
「1+1の答えは?」と聞かれるはずです。
日常で考えている瞬間って?
思い出してみてください。どんな場面であなたは考えるという動作を行っていますか?
ところで余談ですが、「考える」は動詞です。
でも「考える」を動作で表すのってすごく難しくないですか?
是非やってみてください。サボってるようにしか見えないですから(笑)
閑話休題
例えば、
・主婦なら「今日の晩御飯何を作ろうかなぁ」だったり
・サラリーマンなら「今日はどこに飲みに行こうかなぁ」だったり
・高校生のなら「宿題をどうすればしなくていいかなぁ」だったり
ちなみに、勉強は考えているとは言わないです。
答えを求めてるだけだからです。
子供が欲しくて欲しくてたまらない文房具

突然ですが、なぞなぞです。
「子供が欲しくて欲しくてたまらない文房具ってなーんだ?」
・
・
・
・
・
・
・
・
正解はクレヨン。「これくれよーーーーーん。」(笑)
はい、だじゃれですね。なぞなぞなんでそんなもんです。

分岐点に立ち続けている
今回は、答えがすぐに出ましたが、これが仮にこの場で答えが分からなかったとすれば、
どうしますか?
多分答えが分かるまで、考え続ける人はいないと思います。
でも、たまたま買い物にいったタイミングで文房具を見てて、
あっ‼
クレヨンを見つけるんですよね。
先ほどの例でしたら、
「今日の晩御飯何を作ろうかなぁ」と買い物をしていたら、安いジャガイモを見つけて
あっ‼
肉じゃがをつくろう。みたいなことってないですか?
勉強でも同じなんです
先ほども言いましたが、勉強してるときって何も考えていないんです。
でも何も考えずに勉強して成績が上がるわけがないんです。
成績が上がる生徒はみんな
自分で考えるようになったから成績が上がるようになったわけで、
決して、授業を受けたから、塾に通いだしたからではないんです。
・どうすれば、できるようになるのか?
・どうすれば点数が上がるのか?
・どうすれば、偏差値が上がるのか?
でも多くの生徒が、分からない問題を分かるようにすればすべてが解決すると思っています。じぶんで考えるだけで解決できますよ。そんな本日のブログでした。