英検2級のレベル
一般的に高校卒業程度の英語力が必要と言われています。めちゃくちゃ難しいかと言われれば、そんなことはないです。しっかりと対策をして、必要な勉強をすれば合格できます。焦らず頑張りましょう。平均対策期間は2か月です。2か月前から勉強を始めればほとんどの生徒が合格できました。毎日英検2級の勉強だけをしていたというわけではなく、毎日1時間程度の勉強で充分です。内容が莫大ではないので、 膨大な勉強量を必要ではありません。まずは合格するためのプランを立てましょう。プランを立てるのに困ったら、ご相談ください。無料でお手伝いさせていただきます。
英検2級の勉強方法
英検2級の勉強をするために塾に通いだすのは辞めましょう。塾で授業を受けても英検2級の合格には全く意味がありません。自習学習で充分です。家庭での勉強方法を記しておきますので是非参考にしてください。具多的な勉強方法としては、基本英検2級の過去問をベースに進めていきましょう。日本英語検定協会HPに英検2級の過去問は過去3回分(1年分)が掲載されていますので市販で販売されている過去問を別途買う必要もありません。是非、活用してください。それでは、実際に過去問を使いながら出題内容を確認していきます。
英検2級の出題内容

制限時間はリーディングとライティングを合せて85分間となっています。センター試験ほど時間との勝負というわけではないですが、時間は勉強の時からも意識しておきましょう。
英検2級の大問1「空所補充」
※2020年1月26日実施の英検2級の問題を参考にしながら見ていきます。

単純な単語の力を問う問題です。時間をかけすぎないようにしましょう。全部で20問ありますが、10分程度を目安に問題を解くのが理想です。シンプルに単語の意味が分かれば解ける問題がほとんどですので、英検2級の過去問を繰り返し解いて問題になれるだけで対策は十分です。
上記の英検2級の過去問で確認してみると
(1)リックは仕事を辞めることを決めた。何故なら給料が(○○)ではないから。彼は1週間400ドルでは生活ができない。
(1)明らか (2)適切な (3)ばかげた (4)集中的な
全部を日本語訳に出来なかったとしても解答の選択肢の単語の意味さえ分かれば十分解答できるレベルです。明らかに正しい解答が1つだけに基本なっています。
英検2級の大問2「長文の空所補充」


説明文が2題出題されます。 時間をかけてもいいので目安は15分ぐらいです。 大問1と同じく「空所補充」問題ですが、問われている力が違います。大問2では前後の内容把握ができるかどうかが重要です。英検2級の問題の中で1番点数を稼ぎやすいので、慌てずに丁寧に問題を解きましょう。特に対策は必要ではありません。大問3の対策で十分網羅できます。
英検2級の大問3「長文の内容理解」

メール文が1題と説明文が2題の合計3題長文が出題されます。メール文に10分。説明文に30分ぐらいです。そのぐらいのイメージで問題を進めておかないと最後までたどり着かないことが多々あります。大問3は時間との戦いになります。どれだけ短時間で正しい解答を本文中から探せるか?が求められます。現代文の問題を解くときに必要な力と似ています。キーワードを探すように心がけてください。
上記の過去問で考えてみると
ARP Bankとcontactをとったのはなぜか?と聞かれているので単純に本文を読んで探すのでなく、contactやARP Bankという単語を探すようにしましょう。全部読んでいると時間が足りません。圧倒的な英語力がある方に関しては問題ないので全部読んでください。英語の文章を読むのに時間がかかる方は是非試してみてください。
英検2級の大問4「英作文」

ここまでに65分を使用していますので残り20分ありますが、10分間は見直しの時間として考えて、目安は10分程度で大丈夫です。10分じゃ英作文が書けないと言いう方は諦めてください。そもそも100語程度の文章を書くのに10分も絶対にかかりません。「何を書こうか」「どうやって書こうか」と考えている時間がほとんどだと思います。対策をしておきましょう。どんな質問でも頭に書く定型文とか決まった言い回しのフレーズとかをあらかじめ覚えておきましょう。
日本語で論文を書く時を思い出してください。急に小説みたいに「ある日の晴れた日の空・・・・」なんて始めないですよね?結論から言いますよね?ここでは、Some people prefer……….Do you think more…………?
貴方は○○と思いますか?と聞かれているので初めに書くことは決まっています。
私は○○だと思います。です
それを英語で書くと、
I think more people will buy locally produced in the future.
質問の英文をそのまま書くだけでいいんです。英作文は少し対策をする(言い回しのフレーズなどを決めて覚えておく)だけで点数は取れます。満点の英作文をつくるでなく、△の部分点でいいです。十分合格できます。検索すれば英作文で使えるフレーズなどは大量に出てくると思いますので検索してみてください。
英検2級の教材は何を使えばいい?
原則、前述したように教材は必要ではありません。英検2級の過去問を解くことが1番効率がいいですし、役立ちます。が、一応教材の一覧を参考までに記載しておきます。
教材一覧まとめ
単語:ターゲット1900(ターゲット1400でも十分)
長文:英語レベル別問題集レベル3(CDも聴くこと)
文法:いらないです
英検2級のリスニング対策
何を聞かれてるか分かれば半分はこっちのものです。疑問詞に注意して聞きましょう。メモを取りながらリスニングを聴くという行動は思ったより難しいのでこの動作を繰り返すように対策をしておくことも大切です。
英検2級の2次試験の対策
ここは、正直後でいいです。英検2級の筆記試験がある程度できるという目安が出来てから、始めてください。英検2級の勉強を始めたばかりの方は気にしなくていいです。2次試験もあるんやなぁーぐらいに思っていてください。1次試験に合格する力があれば2次試験は大丈夫です。安心して下さい。
英検2級のまとめ
対策をさえしっかりとできればどんな生徒でも英検2級は合格できます。現に今まで教えてきた生徒のほとんどが合格できています。決して授業をしているわけではありません。勉強の仕方を考えてプランを立てて対策をしているだけです。これが出来れば英検2級に限らず、勉強の質は各段に上がるので是非試してみてください。