先日、面白い記事を見かけました。以下の写真をご覧ください。

元記事はこちら↓
「どの期間~どの機関」という期間が記されていないので分かりづらいのですが、面白いポイントだと思いましたので、寝屋川付近で大学受験を考えている高校生にシェアするとともに、更に詳しく【大学受験専門】塾ReQが大学受験の勉強時間について考えてみました。
これから大学受験をする高校1年生・2年生の方は、このブログを読んで大学受験の勉強時間について自分なりに考えてみてください。
そもそも、850日って?
この部分の明記がなかったので、分からないのですが、おそらく高校1年生の9月~高校3年生の1月末まで(それで850日間になります。)だと思います。
つまり、こういうことです。
国公立大学の受験を考えている高校生(7科目で受験する)が、850日間(約2年と4か月)毎日2時間ずつ大学受験の勉強をした場合、1つの科目に費やした時間のトータルは
たった10日間だけ(時間にすると240時間)
想像していたより少ないでしょう?
もちろん、すべてを平等に勉強する受験生は少ないと思います。
英語が得意な受験生であれば、英語に費やす時間は他に比べて少ないかもしれないですし、その分国語や数学といった科目に費やした時間が増加するとは思います。
ただこれから、大学受験を控えている高校生の皆さんが、
「自分が勉強できる時間は残りどれだけあるのか」
を知るための方法としては非常に有効的だと思います。
私立大学3科目受験の場合
期間は同じく、高校1年生の9月~高校3年生の1月末までとします。
勉強時間も同じく毎日2時間です。
850日×2時間÷3科目÷24時間=23.6日(四捨五入すると約24日)
1科目に費やした勉強日数は24日となります。
時間にすると576時間です。
私立大学2科目受験の場合
全く同じ条件で考えると、
850日×2時間÷2科目÷24時間=35.4(四捨五入すると約35日)
1科目に費やした勉強日数は35日となります。
時間にすると840時間です。
時間という観点から考える大学受験について思うこと
これまでの大学受験のセオリーで行くと、初めは多くの科目を勉強しておく(共通テストの受験を考えて)のが常識でした。
英語と国語だけで私立受験を考えている高校生には、
「英語と国語の勉強だけをしていて受験に失敗したらどうする?あとからは勉強したくても時間的に無理になるから他の科目を大学受験で使う可能性があるのであれば、勉強しておこう。」
こんな感じの話をして、その結果、ある程度の科目数を勉強していた受験生が多かったと思います。
ですが、大学受験を成功させるための秘訣はその逆です!
最初から勉強する科目を絞れ!
これが、今回みなさんに伝えたかったことです。
実際【大学受験専門】塾ReQで指導した生徒の声としても英語だけに絞ったから、数学だけに絞ったからこそ、全体平均として偏差値が11.8もアップしています。
費やせる時間が増える以外にも、科目数を絞ることによるメリットはたくさんあります。
ですが、今回は時間の観点からのお話になるので、そのメリットの部分は割愛させていただきます。ご興味がある方は、是非お問い合わせください。
今回の話のまとめ
➀大学受験の勉強を始める際に自分い残された時間がどれだけあるのかを考える。計算式は、(残された日数)×(毎日勉強する時間)÷(科目数)÷(24時間)=【1科目あたりの自分が勉強できる日数】
➁どの科目の勉強を頑張るのかを考える前に、どの科目を勉強しないのかを考えることが大事。
是非、この2点に注意して大学受験の勉強を頑張ってみてください!