コーチングのスキルを教育に生かす!①目標の決め方/「GROWモデル」に沿ったコーチングの5つのステップ

コーチングのスキルを教育に生かす!①目標の決め方/「GROWモデル」に沿ったコーチングの5つのステップ

はじめに

みなさんは”コーチング”と聞いてどんなことをイメージされますか?

コーチングは、相手が自分の思うがままに動くようになることではありません。

コーチングとは、相手に問いかけることによって、相手の可能性を最大限に引き出し、行動を促し、結果を出すためのコミュニケーションスキルです。

簡単に言えばティーチング(教えること)の反対。それがコーチングです。

本記事では教育現場で活かせるコーチングの基本ステップとスキルについてGROWモデルを使ってご説明させていただきます。

GROWモデルとは

コーチングの典型的な進め方の一つにGROWモデルがあります。

コーチングやGROWモデルはもともとはビジネスの世界でよく活用されてきました。このGROWモデルは上司が部下に対して自発的に考え、行動させるための気づきと学びのステップのことで、英国のJohn Whitmore(ジョン・ウィットモア)氏が開発し、ビジネスコーチングの発展と拡大に大きく貢献したと言われています。

コーチングの研究者よって多少の違いはありますが、基本的な構成は以下の通りです。

ステップ1:「目標の明確化(Goals)」何を目指すのかはっきりさせる

ステップ2:「現状の把握(Reality)」本当の問題は何か見極める

ステップ3:「資源の発見(Resource)」解決に利用できそうなものを探す

ステップ4:「選択肢の創造(Options)」別の方法がないか探す

ステップ5意思の確認、計画の策定」(Will)実現に向けてのやる気を確認する

本記事ではステップ1「目標の明確化」についてお伝えします。

ステップ1「何を目指すのかはっきりさせる」

コーチングにおいて最も大切な一つは、目標の明確化です。

コーチングでは現在ある状況から相手が望むゴールに向けて導くためのコミュニケーションスキルです。なのでそもそもゴールがはっきりしなければコーチングは成立しません。

では良い目標設定と、悪い目標設定があるとすればどんなものでしょうか?

「良い目標設定」の決め方

大前提:目標をおしつけない

コーチングの目標設定において重要なことは、相手に目標をおしつけないことです。言葉にすると当たり前のように感じますが、実際にやってみるとなかなか大変です。

例えば、学校や塾の生徒に対してコーチングを行う際、学校や塾側の意図(成績を伸ばしてほしい、志望校をあげてほしい)にマッチしない場合、どうしても目標を誘導してしまいがちです。

しかし、それが生徒自身の納得感やワクワク感のある目標ではなかった場合、モチベーションが継続しづらく、またうまくいかない場合は「自分が決めたわけじゃないし。。」と人のせいにし始める場合があります。

目標を設定する場合、相手の個性や状況をしっかり把握したうえで、相手が自分で決めた目標であるということが大切です。

目標設定のフレームワーク「SMART」

目標設定をする上で、「良い目標」と「悪い目標」があるとしたらどんなものでしょうか?

その一つは前述した自分で決めたか押し付けられたか、が一つの視点でしょう。ではそれ以外はどうでしょうか?

例えばこんな目標はどうでしょうか?

目標:「今よりもっと賢くなりたいから全力でがんばる」

これも一つの目標ではありますが、これでは少し曖昧です。

そんな時に役立つのが目標設定のフレームワーク「SMART」です

このSMARTを意識して先ほどの目標を作り変えるとすると例えばこうなります。

目標:「1ヶ月後の模試で英語の偏差値を5上げる」
そのために、今週は毎日3時間◯◯のテキストを解き進め1周する。

これであれば具体的で、達成したかどうかのフィードバックがあり、期限が明確です。

目標設定のコツ

ここまではフレームワークに当てはめる考え方をお伝えしました。

ここからはさらに目標設定においてさらにブラッシュアップさせるためのコツについてお伝えします。

①スモールステップ

まず一つ目はスモールステップです。いきなり大きな目標を掲げすぎると挫折したり、達成できないリスクがあるので、まずは小さな目標からスタートするといいでしょう。あるいは1ヶ月後の目標に向けて毎週の目標として細分化して決めるのも有効です。

例えば先ほど「1ヶ月後の模試で偏差値5上げる」という目標に対しては、いきなり偏差値5アップとせず、偏差値2アップとする、または科目や単元を絞ってこの分野では得点率80%を目指すとしてもいいと思います。

このように、小さな目標から徐々に上げていくことで着実に達成感を得られたり、”達成癖”をつけることが可能です

②達成後をイメージしワクワク感を高める

目標を決めるときに、ワクワク感があるかどうかは非常に重要な要素です。

例えば同じ「偏差値5アップを目指す」でも、ただ文字通り数値として達成するだけだと味気ないと感じるかもしれません。

その目標を達成することで何が得られるか、何に繋がるかを感じられるかどうかが大切です。

それは「偏差値5アップし、ライバルのAくんを見返す」ことかもしれませんし、「偏差値5アップし、母を喜ばせたい」なのかもしれません。あるいは自分のことを好きになれるかもしれないとか、好きな子の気を引けるかもしれません。

「その目標を達成することで何が得られますか?」

「その目標を達成した日はどんな気持ちですか?」

「その目標を達成すると誰が喜んでくれそうですか?」

というように相手に問いかけることでよりその目標に”意味”が加わり、その相手にとってより魅力的な目標となり得ます。

③ストレッチ目標を設定する

スモールステップで徐々に慣れてきたら本人が頑張ればギリ届きそうなストレッチ目標を提案してみるのも一つです。

その際には、「今100点中何点くらい?」と相手に聴き、まだ余力がありそうであれば少しずつハードルを上げていき、達成感を演出することが大切です。

ただし、ここでも自分の意図で相手の目標を誘導しないようには気をつけましょう。

④シンプルで覚えやすい言葉で

目標を設定するときによくある失敗としては、時間をかけて細かく決めたのに次の日にはもう忘れていた。

ということがあります。

例えば勉強を始めたばかりの生徒に対して、

目標:「英語は偏差値55、数学は偏差値50、理科は偏差値45、、、」
そのために今週は英語はAという問題集を20分、Bという問題集を15分、Cという参考書を30分、復習の仕方としては、、

というように目標が長く細かくなりすぎると、覚えられません。

覚えられないということは「実行できない=計画倒れ」に繋がりやすくなってしまいます。

なので、目標設定に関しては、シンプルで覚えやすい言葉を使うことが非常に大切です。

まとめ

今回はコーチングを教育に生かすために「GROWモデル」を使って①目標の決め方についてお伝えしましたがいかがでしたでしょうか?

どうしても学校や塾などの教育現場では、先生一人が担当する生徒が多すぎて一人ひとりの目標設定まで細かく見れないところもあるかもしれませんが、目標設定の参考になれば幸いです。

また、次回の記事では「GROWモデル」のステップ②「現状の把握(Reality)」本当の問題は何か見極めるについてお伝えします。

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