はじめに
英検2級を受けようと考えている高校生の皆さんこんにちは。
今日は英検2級を最短で合格するための勉強法についてご紹介します。
ナメたらアカン英検2級!
「英検2級とか余裕っしょ!」と豪語する高校生や塾講師ってたくさんいませんか!?でも正直結構難しいよね!?
実は、こういう私も過去に英検2級を受けてみたことがあるのですが、、
なんと結果は、
不合格
え、まじで!?
さすがにそれはないやろ〜と思ってもう一回見ました。
でもやっぱり、
不合格
何度見ても不合格の文字。さすがに凹みました笑
(それを期に英語学習に本気で取り組めるようになったのでいい経験にはなりましたが笑)
「英検2級対策の勉強法」の罠
さて皆さんは、英検2級合格の勉強法について調べたことはありますか?
ググってみると、たくさん出てきます。
「単語帳はこれとこれ」
「文法書はこれとあれ」
「そして長文読解はこの2冊で、、」
「ライティングは、、」
て、
やること多すぎるやろ!!
「そんなにいっぱいやってる時間ないねんー!!泣」
「1冊すらまともに終わらせたことないのに!泣」
「そんな簡単に言うなー!!怒」
て思いませんか?笑
なので、この記事では、
もっと効率良く、最短で2級に受かりたい人のために書きます。
決して本質的な英語学習ではないけど、とりあえず受かったらそれでええねん!という人にとってはいい記事です。
英検2級が取れれば大学受験も成功する!?
英検2級≒センター試験英語
では英検2級の難易度はどれくらいなのか?
英検2級は”高校卒業程度”の英語力が問われると言われるため、難易度で言えば大体センター試験レベルです。2021年に共通テストに変わってから英語の難易度は少し上がったように感じますが、共通テストまでの導入としていい練習になると思います。
英検2級取得は一つの山場
塾で生徒を見ていると、
実際、この英検2級をとっているかどうかでその後の伸びが全然違います。(一個山超えたという自信につながる?)
だから絶対とってください。是が非でも受かってください。
ここが一つの山場です!!
英語学習って本当は楽しみながらやるもので資格云々はその枝葉に過ぎないのですが、英語を好きになったり、使えるレベルにまで押し上げる一つの過程として英検は非常に有効だと思います(費用高いのがネック!)
英検2級合格ラインは8割!
では英検2級に挑むなら、まず最初にすべきは何か!
それは合格点を把握することです。
何点取ればいいのかも分からない状態で受験するのは愚の骨頂!一昨日出直してきやがれの世界です(当時の私ですw)
英検公式サイトによると、
1次試験 合格点 | 2次試験 合格点 | |
2級 | 1520 / 1950満点 | 460 / 650満点 |
とのこと、
つまり英検2級の1次試験の合格のためには、
最低でも正答率77.9%
が必要となります。
7割取れれば受かる!と言っている人がいますが、それじゃ落ちます!
実際、僕は過去に7割8分あったのに落ちました!爆
英検2級に一番大事なこととは
ここからが本題です。
英検2級に合格するために一番大事なことを言います。
それは、
単語とライティングです!!
(一番大事と言いつつ2個やんけ!というツッコミは心の中にしまってください)
英検2級を最短で取るためにはこの二つを対策すれば受かります。
逆に言えば、文法、リスニング、精読はほどほどでOKです。
英検2級までは単語勝負!
「えー!結局、単語覚えないといけないのかよ!泣」
と思った方、ごめんなさい。
残念ながらここは避けては通れないところです。
英検2級までは正直、語彙力勝負です。
第問1の単語の問題と長文読解の配点が同じなので、
最初の語彙の知識を問う問題が解ければ高得点が狙えます。
また2級レベルであれば長文読解の内容もそこまで難しくないので単語さえ知っていればある程度予測できるので、英文解釈(SVOCとか)の勉強はほどほどでもそれなりに得点できます。
ライティング(英作文)の対策が明暗を分ける!?
意外に手薄になりがちなライティング。
英語学習といえば「単語と文法と長文」と思っている人が多いのですが、
英検2級を取る上で重要なのはライティングです。
理由はシンプルです。

ライティングはこの1題でリーディング(語彙、長文)とリスニングと同じ配点を占めているからです。
しかも、
実はライティングは伸ばしやすい!のです。
ライティングはやり方さえ身につければ満点近い点数が取れます。
詳細は後ほど触れます。
2級対策①単語を詰め込む
「単語とライティングが大事だってことはわかったけど何をすればいい?」
という方に向けて、
ここから具体的な教材について触れていきます。
英検2級おすすめ単語帳
単語帳は今使っているものでOKです。つまり、シスタン、ターゲットなど学校で配られるような単語帳で十分対応できます。
おすすめの英単語帳①システム英単語
システム英単語を使っている人(使う予定の人)は、英検2級であれば第2章までは覚えておきたいところ。第3章まで覚えていればかなり安心。(ちなみに2章が怪しい人でも全然受かる人はいます。)
おすすめの英単語帳②ターゲット1900
①のシス単とターゲット1900は大学受験にそのまま使えるので、受験まで考えている人はこの2つのうちどちらか好きな方を使えばいいと思います。
おすすめの英単語帳③英検2級出る順パス単
英検2級のために単語を勉強したい人はでる順パス単が定番です。
どうしても時間がない人は「名詞」と「動詞」だけ!
単語を覚える際に優先順位をつけるとしたら、
特に「名詞」と「動詞」が重要です。
もし、どうしても時間がない。
単語学習はなるべく避けたいという人は名詞と動詞に絞って覚えていきましょう。
2級対策②ライティングの型を覚える
ライティング(英作文)の勉強はなかなか学校でもやらない人が多いのか、
「何をどう対策すればいいかわからない」
「日本語ですらアイデアが浮かばない」
という声もよく聞きます。
そんな方におすすめな教材はこちら。
おすすめの英作文の教材はこちら
「最短合格! 英検2級 英作文&面接完全制覇 (英検最短合格シリーズ)」
もうこの1冊で十分です。
この教材では「英作文の型」が身に付けられます。
守破離の精神で一旦、
ここに載っている型をまる覚えしてしまいましょう。
その中で英作文では何が問われているのか、
どういう文章の書き方が評価されるのか
を理解しましょう。
この単語とライティングが1冊仕上がれば一旦OKです。
ここから先は必要な人だけ見てください。
文法は最低限でOK
意外に思われるかもしれませんが、英検2級に関してはそこまで深く文法の勉強はしなくても合格できます。
そもそも文法の問題はあまりでませんし、でてもパターンが決まってるので過去問をやる程度でいいでしょう。
もし不安な方がいればこの1冊を仕上げましょう。
おすすめ文法の参考書
「大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】 (名人の授業) 」
中学英文法と高1くらいまでの文法が一気に復習できます。
早ければ1週間で終えられるので文法に自信がない人はやっておきましょう。
リスニングは過去問だけでOK
極論言うとリスニングはわざわざテキスト購入しなくていいです。
英検の公式ホームページに前3回分は無料でダウンロードできるので、
リスニングは過去問だけで十分でしょう。
英検公式HPはこちら↓
https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_2/solutions.html
授業を受けるより自学自習
ここまでご説明してきた通り、
英検2級に受かるためには、結局単語を覚える必要があります。
残念なことに、結局自分でコツコツ覚えていくしかないのです。
と言うことは学校や予備校で授業を受けているだけでは乗り越えられないと言うことです。
成長するためは必ずこの地道で辛くてしんどいこの過程をすっ飛ばすことはできないのです泣
実は英検2級に合格できない人のほとんどはこの「暗記ステージ」で脱落しています。
上述しましたが、この辛いステージを越えればこの後は楽です!
せっかくですからこの英検2級をいい機会に英語を苦手から得意にしちゃってください!
最後に
英検2級最短合格のための勉強法についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
なるべくやることをはしょって、合格ラインギリギリ受かるための勉強法なので、余裕がある人はしっかり文法も精読(英文解釈)の練習もしましょうね。
もし、自分一人で勉強する自信のない人はお近くの塾やプロにお願いするのも一つの手です。
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