学び方改革!授業受けるより18倍学習効果がある勉強方法とは?

学び方改革!授業受けるより18倍学習効果がある勉強方法とは?

皆さんこんにちは。塾ReQ寝屋川校の原田です。

塾ReQではこれまでもアウトプット!アウトプット!アウトプット!アウ、、とうるさいくらいにアウトプットの重要性を言い続けてきましたが、今回もまたアウトプットについて、「ラーニングピラミッド」をご紹介しながら説明させていただきます。

ラーニングピラミッドとは

みなさん「ラーニングピラミッド」というものはご存知でしょうか?

アメリカ国立訓練研究所(どこやねん!)が発表した研究結果に基づく、学習方法と平均学習定着率の関係を図で表したものです。

ご覧の通り、ピラミッドの下にいけばいくほど学習定着率が高くなっています。

講義を受ける(5%)

学校の授業やセミナーなどに出席している状態です。ただ席に座って先生の話を聞くだけだと、よほど興味のある内容でない限り授業内容のほとんどを忘れてしまいます。

読書する(10%)

決められた参考書・課題図書などを読むか、学習内容に関係する書籍を自分で選んで読みます。自発的学習のために講義以外の時間を確保している点において、ただ講義に出るだけより能動的な行動と言えるでしょう。ただし学習内容にあまり興味が持てない場合は、書籍の内容を漫然と目で追っていてもなかなか覚えられないでしょう。

視聴覚〔ビデオ・音声による学習〕(20%)

講義への出席や読書に加えて、参考書の付録DVDや学習内容に関連したテレビ・ラジオ番組などを視聴します。単なる文字の羅列や静止画と比べて、動画・音声はより大きなインパクトを脳に与えます。ただ何となく聞き流すより、「覚えよう」という意欲を持って集中して聞くことでより身につきやすくなるでしょう。

実演を見る(30%)

いわゆるデモンストレーション。学習の場では「先生が行う実験を見る」「工場見学に行く」などの行為が該当します。実演内容によっては聴覚・嗅覚・触覚にも直接訴えかけられるので、解説文や動画よりもさらにインパクトが大きく記憶に残りやすくなります。また、わからないことがあればその場で質問して説明してもらえるメリットもあります。

他者と議論する(50%)

グループ内で自由に意見を交換しあうディスカッションや、あらかじめ決められた順番・内容・役割に従って発言するディベートなどを行います。リアルタイムの会話で意見を交換するには、頭の中で筋道立てて考えを整理することと自分の口で意見を伝えることが必要です。そのため、ただ見るだけ・聞くだけよりもさらに能動的な関わりが必要になります。また、ディスカッション中の他者の発言から新たな知識を得ることもできます。

実践による経験・練習(75%)

体育・美術・家庭科などの実技科目では、実際に自分の手や体を動かして感覚をつかむことが有効です。また、現場に出向いて自分で調査・研究を行うフィールドワークもこの段階に含まれます。国語・数学などのように実技のない科目や暗記科目を脳に記憶させるには、書き取り・音読・練習問題によって経験を積むことが有効です。

他人に教える(90%)

物事を他人に教えるためには、自分でしっかりと内容を理解していなければなりません。「他人が書いた文章を読み上げるだけ」「書籍・ネットの文章をツギハギしただけ」では自身の脳に与えるインパクトが足りず、また誰かから突っ込んだ質問をされると返答に詰まってしまうでしょう。いろいろな方法で何度も実践経験を積み、時には失敗も経験することで、より細やかに教えることができるでしょう。

結論:授業を聞くより人に教える方が18倍学習効果がある

ということは、ただ先生の授業を聞くだけよりも、人に教える方が18倍の学習効果が得られるということです。

単純計算で考えると、18時間先生の授業を聞き続けるのと、1時間人に教えるのとでは、効果は同じということになります。

某予備校の調査によると受験生の勉強時間の平均は年間180時間。これを人に教えることに費やせば10時間で済むということ。あなたは180時間勉強するのと、10時間勉強するのとではどちらがいいですか?

少し、極端ですが受け身の学習と能動的な学習ではそれぐらい効果が変わるということです。

自転車の乗り方の説明書読みますか?

こんなふうに考えてみてください。自転車の乗り方について人から講義を受けたり、説明書を読むだけで実際に乗れるようになりますか?

とりあえず乗ってみて、補助ありでこいでみて、転んで擦りむいたりしながら繰り返すうちに乗れるようになったのではないでしょうか?

野球の解説を人から受けるだけで上達しますか?素振りやキャッチボールのように練習してうまくなりますよね?

歌でも同じ。実際に声を出して歌ってみないと上手く歌えないですよね?

インプットよりアウトプット

つまり、インプットよりアウトプットの方がはるかに重要だということです。

inputとoutputどっちが大事?

数学の先生がセンター試験の数学を一瞬で満点取れるのは、彼らが特別な才能を持っているからではありません。毎日授業して人に教えているあの時間にどんどん定着しているのです。

授業をして一番成長しているのは「生徒」ではなく「先生」ということですね笑

日本人はアウトプットが苦手

日本人はアウトプットが苦手な方が多いですよね。

黙って人の話を聞いてる方が楽、人に教えるなんて恥ずかしいし面倒臭い。そんな人も多いのではないでしょうか。

自分の思っていることを伝えたり、アピールしたりするのが下手くそです。というよりそういう習慣がありません。

授業を受けている間にあなたの成績が伸びるわけではない

学校の授業でも1日5時間も6時間もひたすら先生の授業を聞き続けることに慣れてしまっています。「勉強する=授業を受ける」という認識の方も多いように感じます。

成績あげたい→塾や予備校に行って”授業を受けるor授業を増やす”という考えになってしまっている生徒保護者があまりに多いと感じます。

はっきり言ってそれは間違っています。

実際に成績が上がるのは、問題を解いている時や人に教えているとき。つまりアウトプットしているときです。

今すぐできるアウトプット勉強法

じゃあ、どうすればいいのか?たくさんありますが、今日は3つに絞ってご紹介します。

①授業で習ったことを誰かに教える

授業で習ったことを誰かに教えてあげましょう。仲の良い友人でもいいですし、先生に対してアウトプットしてもいいかもしれません。またその分野のことをわからなくて困っている人に教えてあげて、もし喜んでもらうことができればさらにモチベーションが湧きます。

個人的におすすめなのが、先生のモノマネです。笑いに変えることで逆に恥ずかしい思いを払拭できます。また、先生の口癖やフレーズがクセになると記憶に残りやすいでしょう。何より遊び感覚で学べるのが魅力です。

②人に説明するつもりで授業を聞く

授業を聞くときにも誰かに(あるいは自分に)説明するように聞くことで、ただノートに写すだけよりもはるかに効果があります。

「こうだから、こうなって、、」というように心のなかでつぶやきながら授業を受けてみましょう。

こういう勉強の仕方を「セルフレクチャー」と言います。これに関してはまた別の記事で詳しく解説します。

③自分で授業する動画を撮ってYouTube等にアップする

①の人に教える、は相手がいないとできませんが自分が授業する様子を動画に撮ってYouTubeやインスタなどにアップするのは一人でもできます。

これはドラゴン桜2にも載っていたやり方ですが、後で自分の動画を振り返ることができますし、観た人からのリアクションが見れるので、モチベーション維持という意味でも効果的です。

顔バレ、身バレが嫌な方は、手だけ写すとか、ノートだけ写す、お面をかぶるなどで防ぐことができます。

あるいは、Twitterで毎日英語でツイートするのもおすすめです。勉強用アカウント(勉強垢)を作ってそこでアウトプットすれば周りにバレることもありません。とにかく学びをインプットで留めるのではなく、どんどんアウトプットしましょう!

ハードルは少し高めですが是非お試しください。

まとめ

今回ご紹介した「ラーニングピラミッド」がどこまで本当なのかについては実証のしようがありません。

しかし、間違いなく言えるのはアウトプットを意識した勉強法に変えるだけで学習効果が間違いなく上がるということです。

今までの勉強法の当たり前を改めて見直してみてはいかがでしょうか。

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そんな時に、出会ったのが、1人のコーチでした。自分1人では苦しくて、大変だったことも、コーチがフォローしてくれるから、頑張れました。

そんな経験があったからこそ、コーチング主体の塾を運営して受験生のお手伝いをしています。

【大学受験専門】英語塾ReQでは、“コーチング”という手法を用いて、英語に特化した【大学受験専門】英語塾ReQ独自のマンツーマン指導を実践しています。そして、大学受験に特化した英語カリキュラムの作成も志望校に応じて作成しており、その通りに指導を進めていくので、どんな生徒でも不安なく学習を進めていけます。

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